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【novem by cirrus】カラーとトリートメントの素敵な関係
京都市役所から西に5分、京都で一番トリートメントが上手い店でおなじみの
novem by cirrusの店長仁城了祐です。
さて。最近では様々なヘアカラーやヘアカラーシステムがあるのですが、
それによって色味の特徴やフォローする方法も多様化してきております。
そもそも
染料によって色落ちに差があるのをご存知ですか?
これはヘアカラーと熱処理による色落ちを表した表です(美容専門書「伝」より抜粋)
この表から見てもわかるように、ブルー系の色味とマット、グリーン系の色味は熱処理に弱いことがわかります。
しかし残念ながら、最近のへカラートレンドとしてはこの2系統の色味がとても根強く、
cirrusグループでもこの色味のオーダーが主流です。
では、これらの色味を施しながらなおかつコテによるデザインを楽しむにはどうずれば良いのか。
方法はいたってシンプルで、皆様がご家庭でコテを使用なさる時は設定温度を低めにしてください。上の表から見てみると140度以下での使用がベストでしょう。
そしてもう一つは染料濃度の濃いヘアカラー剤を使用することです。
cirrusグループでも使用しているイルミナカラーやアディクシー。
この2ブランドは他のカラー剤に比べて染料が濃いことが特徴ですし、
先日のブログでお話ししたアプリエに至っては通常の高明度カラー剤よりも計算上は3倍近くの染料が入っています。
(通常の高明度カラーは2〜3レベル分の染料に対し、アプリエは8レベル分の染料が入っています)
このように染料の濃いカラー剤を使用すると単純にコテなどの熱による染料破壊は止めれなくてもそもそもの含有染料が多いので色持ちもそれだけ長くなります。
しかしこれはあくまで『熱による染料の破壊』に対する対策で、
そもそものダメージに対する色持ちの方法とは少し異なります。
熱による染料破壊の対策は取れていても元の髪の毛にカラー剤を留めておく力がなければいくら濃い染料のカラー剤を使っても結局はすぐに色落ちしてしまいます。
だから、トリートメントが必要なのです。
次回はカラーの色持ちなどに特化したカラーケア用のトリートメントについて詳しくお話しさせていただきます。
誰よりもフィットしたヘアデザインを。
- 2017年11月23日