【novem仁城】サロンカラーとホームカラーの違いとは??
京都市役所から西に5分、京都で一番トリートメントが上手い店でおなじみの
novem by cirrusの店長仁城了祐です。
さてさて。
これは縮毛矯正をなさっている方に限らず、
様々なお客様によくご質問をいただくのですが
「サロンカラーとホームカラー(市販品のカラー剤)はいったいどう違うのか?」
これ、ヘアカラーをなさっている方にとっては永遠のテーマな気がします。
よく聞くのは、
「サロンカラーはやさしく、ホームカラーはダメージが強い」
といった文言。
ぶっちゃけこれは半分正解、半分間違えです。
ホームカラーもサロンカラーも両方薬事法内で作られていますし、そんなにひどいことにはなりません。
それに発色方法や理論だって全く同じです。
では、何が大きく違うのか。
それは「モノ」ではなく、「コト」です。
技術力うんぬんというよりは、使い分け・塗分けが出来るかどうかということですね。
例えばふた月前にヘアカラーをした方でしたら約2センチのリタッチ(いわゆるプリン)が生まれています。
そんな時、サロンカラーはプリン部分はしっかり明るくすることのできる薬を使い、
毛先部分は色味を入れるだけで明るくする必要がないので、アルカリの低い薬、つまりはダメージの弱い薬を使います。
しかしホームカラーをする場合はそんなことできませんよね。
だから商品自体も単色しか梱包されていません。
つまり、ホームカラーを行う場合は常に毛先に不要なダメージを与えてしまっているということです。
だから、上記の言葉を正確に言うと
「サロンカラーは薬剤の強さをコントロールしながら塗っていくので不必要なダメージは与えずに仕上がるからやさしく、ホームカラーは根元を確実に染めるためにアルカリと過酸化水素濃度の高い薬剤しか入っていないから毛先に負担をかけてしまうため、ダメージが強い」
という事なんですね。
ちょっと長いブログになってしまいましたが、是非参考にしてください!
誰よりもフィットしたヘアデザインを。
novem by cirrus 075-257-2223
店長 仁城了祐
- 2019年1月20日