京都市役所から西に５分、京都で一番トリートメントが上手い店でおなじみ

novem by cirrusの店長仁城了祐です。 

 

さて

近頃は朝夕がめっきり冷え始め、一層と秋の訪れを感じるようになりました。

今年は春に発表されたアプリエカラーの影響などもあり、

明るいヘアカラーがこの夏まではぐっと人気だったのですが、

これから秋冬に向かうと艶感を重視した中明度以下の明るさが多くなってきます。

欲お客様にも少し暗めのヘアカラーをお勧めすることが多いのですが、

お客様とお話をしていて懸念なさるのが、「暗くすると思い印象になるのではないか」という事。

従来のヘアカラーのブレンド法では「明るさと色味」を軸に考えていたので暗くすると確かに重くなってしまいがちだったのですが、

近頃はさらにそこに「透過率」という考え方をプラスし、透明度をコントロールすることで

「暗いけれど軽い」というニュアンスを可能にしました。

透過率をコントロールする方法はいくつかあり、例えばブレンドの方法でコントロールしたり

ブラウン染料をコントロールしたり。

しかし一番のおすすめはハイライトやローライトなどの「メッシュ」を入れることがよりデザインや色味に深さが出るので

今までとは一味違うヘアカラーが可能になります。

こちらは少し前の写真ですが、スタッフの森をヘアカラーしたもの。

ビフォーは明るく、オレンジ味がかかっていて乾燥したように見えがちなのですが、

全体につやを出し、深みを入れるためにバイオレットを少し混ぜたダークグレイッシュで全体を落ち着け、

更に重たくならないようにハイライトを散らばめ、落ち着いた色味の中に抜け感表現することが可能になります。

これからの秋冬に向けたより上質なヘアカラー

是非一度お試しください！

仁城了祐